
公益財団法人 泉美術館 基本方針
公益財団法人 泉美術館 基本方針
1)創業者のコレクションを生かした展覧会の企画・展示
当館創設者の個人コレクションを中心に、時節に応じた展覧会を自主企画。
定期的にコレクション展を開催する。
主なコレクション作家
- 佐藤忠良
- 柚木沙弥郎
- 梅原龍三郎
- 熊谷守一
- 中川一政
- 前田青邨 など
2)広島の若手芸術作家の活動をサポート
広島在住、または広島を活動拠点とする若手芸術作家を支援し、地域の芸術文化の活性化を目指す。
主な取り組み
- 展示の機会を提供
- 広報活動の支援
- ワークショップ
- トークイベント、シンポジウム等の開催
3)広島にゆかりのある中堅芸術作家の作品展示
広島にゆかりのある中堅芸術作家の制作活動や表現の深化に焦点を当てた作品展示を行う。
地域の芸術文化の発展や、次世代作家への橋渡しとなる取り組みを目指す。
主な取り組み
- 企画展の開催
- 作家の活動紹介
- シンポジウムやグループ展を開催、交流の機会を創出
4)生の芸術(アール・ブリュット)の企画・展示
知的・身体障害のある人々が生み出す純粋な表現としての「生の芸術(アール・ブリュット)」に焦点を当てた展示を企画・開催。美術の枠にとらわれない創造の魅力や、多様な価値観に触れる機会を提供。
また、障害のある方々の鑑賞方法についても再考し、新たな体験を安心して享受して頂けるよう配慮した展示を企画。
主な取り組み
- 福祉施設やアトリエとの連携
- 企画展の開催
- 「手で見る彫刻作品展」など、体験型鑑賞展の企画実施
- ワークショップ、イベントの開催
5)科学的アプローチによる作品研究
当館が所蔵する特殊な顕微鏡を活用し、他の研究機関と連携しながら作品の素材や技法を科学的な視点から分析する。
美術史や作家の創作プロセスに新たな知見をもたらし、作品への理解を深める。
主な取り組み
- 作品の素材分析
- 他研究機関との共同研究