展覧会
特別展 終了
-広島を愛した反骨の画人- 浜崎左髪子
会期
2023年10月17日(火)~2023年12月3日(日)
会場
泉美術館 第一展示室・エントランス・第二展示室
開館時間
11:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日
入場料
一般:500円(400) / 学生:250円(200) / 中学生以下:無料 ※()内団体料金
出品作家
浜崎左髪子
主催
公益財団法人泉美術館、中国新聞社
後援
広島県教育委員会、広島市、広島市教育委員会、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz
協力
学校法人広陵学園、城田製作所、田中電機工業、濱本工芸、平安堂梅坪、宮島御砂焼 対厳堂、山一別館
戦前戦後を通じて、広島の美術動向の中で重要な足跡を残した画家・浜崎左髪子(はまさき・さはつし)の全貌にせまる展覧会を開催します。
浜崎左髪子(本名・稔明)は、1912(明治45)年、アメリカ合衆国ハワイ・ヒロ市に生まれました。間もなく広島に帰国し、広陵中学校在学中は美術部で活躍します。1930(昭和5)年に同校を卒業、伊藤鴛城に師事して南画を志します。初期には香浦、1935(同10)年から左髪子と号しました。中央美術展、日本南画院展、新文展などにも入選を重ね、頭角を現します。また、戦時中は1939(同14)年と1944(同19)年の二度出兵、中国戦線に赴きました。
1946(同21)年に帰国、戦後は日本美術院展や新協美術展、日本表現派展などに大作を発表するとともに、広島県美術展の審査員を第一回展から務めます。また、1989(平成元)年に逝去するまで、広島の地元企業や料亭などのトータルデザイン、民話などをモチーフとした小型絵馬の制作、陶器の絵付け、エッセイ執筆などを幅広く手がけ、マルチクリエーターとしてその才能をいかんなく発揮しました。
本展覧会では、画家の全体像を紹介する初の回顧展です。新しく発見された初期作品や円熟期の大作、画家の体温が感じられるような素描の数々、絵馬や陶器などの多彩な小品、 各種商業デザインの成果物など、約100点を一堂に公開します。
イベント
スペシャルトーク
「浜崎左髪子のこと」
講師:田谷行平(画家、新協美術会理事)
日時:11月12日(日)14:00~
場所:泉美術館展示室
参加希望者申し込み制(20名)
※申し込みなど、詳細は美術館にお問い合わせください。
定員に達したため募集を締め切りました
当館学芸員によるギャラリートーク
日時:10月28日(土)、11月25日(土)
各回:14:00~
講師:当館学芸員
予約不要
※展覧会チケットが必要です。