展覧会
特別展 終了
開館20周年記念特別展 彫刻家佐藤忠良の遺したもの 自作と収集品、教科書の仕事まで
会期
2017年10月7日(土)~2017年11月12日(日)
会場
泉美術館 第1展示室
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日
入場料
一般:500円 / 学生:250円 / 中学生以下:無料
出品作家
佐藤忠良
主催
公益財団法人泉美術館、中国新聞社
後援
広島県教育委員会、広島市、広島市教育委員会、NHK広島放送局、
中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、
広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz
協力
宮城県美術館
彫刻家佐藤忠良(1912~2011)は、市井の人々をモデルにした《群馬の人》などの頭像や、《帽子・夏》に代表される現代的な女性像など、人間を追求した具象彫刻を、生涯にわたり制作しました。
素描作品や絵本『おおきなかぶ』の挿絵の仕事などでも知られ、いずれも徹底した自然察にもとづく、ヒューマニズムあふれる作品を遺しました。
また、東京造形大学の開学や、美術教科書の編集にも携わり、教育者としても大きな足跡を遺しました。
本展は、佐藤が1970年代以降に収集した美術コレクションからはじまります。
ロダン、モディリアーニ、ピカソなど佐藤があこがれ尊敬した巨匠たちの作品、ムーアやマリーニなど同時代の彫刻家たちの作品は、作家として“学ぶため”のコレクションでもありました。
いくつかの作品は『子どもの美術』『少年の美術』などの小中高生用の教科書に紹介されています。
教科書には、「なぜ美術を学ぶのか」という佐藤独自の芸術に対する考え方や、子どもたちへのメッセージが込められました。
その中で、佐藤の言葉とともに掲載された近代洋画の傑作、海老原喜之助《曲馬》や、中川一政《駒ヶ岳》もあわせて展覧します。
そして、代表作「帽子シリーズ」4点をはじめとする自作の彫刻、素描作品を通して、佐藤忠良が私たちに遺したものに迫ります。
イベント
記念対談「佐藤忠良先生のこと」
日時: 2017年10月7日(土) 14:00~15:00
会場: 泉美術館
定員: 100名
講師: 笹戸 千津子(彫刻家)
齋藤 亜紀(研究者 / 大学美術教育学会、東北芸術文化学会)
※参加無料・予約不要(要入館券)
講演「彫刻家佐藤忠良が遺した『本』のしごと」
日時: 2017年10月22日(日) 14:00~15:00
会場: 泉美術館
定員: 100名
講師: 三上 満良(宮城県美術館)
※参加無料・予約不要(要入館券)
終了学芸員によるギャラリートーク
日時: 2017年10月9日(月・祝) 10月14日(土) 10月21日(土)
10月28日(土)
11月4日(土) 11月11日(土)
※各日 13:00~14:00
※参加無料・予約不要(要入館券)